ミキシングがほぼ完了した段階で、さらにサビの部分を盛り上げるテクニックです。
サビが盛り上がるかどうかは、かなりアレンジと演奏に依存するので、アレンジと演奏が悪いとなんともなりませんが、ミキシングで盛り上げることはもちろん可能です。
このテクニックを使うには、ミキシングの後にマスタリング工程が入ることが前提になります。
ミキシングによって楽曲の展開を演出することは非常に重要で、プロとアマチュアのミキシングで大きな差が出る部分でもあると思っています。
ただバランスよく綺麗に混ぜるのは慣れるとなんとかなりますが、演出をするにはセンスが必要だからです。
では本題。
マスターフェーダーって動かしますか?
おおよその場合、0dBで固定されているのではないかと思います。
動くとしても、フェードアウトの曲でフェードアウトするくらいではないかと思います。
このマスターフェーダーを動かして楽曲を演出するというのが、このテクニックです。
よく考えればものすごく単純で簡単な話なのですが、結構盲点であり、かつ、よく効きます。
やり方は簡単です。
まず、マスターフェーダーを-1dBくらいに設定します。
これで、楽曲全体の音量が-1dB下がりますよね。
この状態で、サビの部分だけ0dBに戻すようフェーダーオートメーションを描きます。
ポイントは、フェーダーの動きがわからないようにオートメーションを描くことです。
波形を見ながら描くと楽なので、サビの入口の各トラックの波形を見ながらやってみてください。
波形の推移をトランジェントとか言いますが、大方音のアタックの部分から入って小さくなっていく波形です。
このサビの最初の波形の山の部分でフェーダーがあがりきるようにオートメーションを描きます。
急にあがるとバレますので、オートメーションのカーブが90度になるような感じではなく、斜めにあがるようにしてください。
同様に、サビが終わった部分ではフェーダーを下げますが、これも同様に、だんだん下がるように描きます。
さあ聞いてみましょう。
サビ、なんとなく盛り上がって聞こえませんか?
これでも不足するようなら、サビの中の楽器をいくつか選んで同様に1~2dBくらい上げるようフェーダーを描きます。
はっきりわかりすぎて不自然な場合は、フェーダーの変化幅を0.5dBくらいにしてみて下さい。
マスターフェーダー、マスターチャンネルへの処理は驚くほど効いてしまうので、変化量を小さくしておくことが重要です。
多少わかりやすくても、マスタリング工程でまたコンプレッサーがかかってきますので、丁度よい感じになります。
ミキシング終了の段階ではやや派手くらいで丁度よいはずです。
と、いうテクニックでした。
こういった楽曲の演出をしていく場合は、VUメーターがあるとやりやすいです。
VUメーター環境を手に入れると、ミキシングがまた楽しくなりますので、是非探してみてください。
サビが盛り上がるかどうかは、かなりアレンジと演奏に依存するので、アレンジと演奏が悪いとなんともなりませんが、ミキシングで盛り上げることはもちろん可能です。
このテクニックを使うには、ミキシングの後にマスタリング工程が入ることが前提になります。
ミキシングによって楽曲の展開を演出することは非常に重要で、プロとアマチュアのミキシングで大きな差が出る部分でもあると思っています。
ただバランスよく綺麗に混ぜるのは慣れるとなんとかなりますが、演出をするにはセンスが必要だからです。
では本題。
マスターフェーダーって動かしますか?
おおよその場合、0dBで固定されているのではないかと思います。
動くとしても、フェードアウトの曲でフェードアウトするくらいではないかと思います。
このマスターフェーダーを動かして楽曲を演出するというのが、このテクニックです。
よく考えればものすごく単純で簡単な話なのですが、結構盲点であり、かつ、よく効きます。
やり方は簡単です。
まず、マスターフェーダーを-1dBくらいに設定します。
これで、楽曲全体の音量が-1dB下がりますよね。
この状態で、サビの部分だけ0dBに戻すようフェーダーオートメーションを描きます。
ポイントは、フェーダーの動きがわからないようにオートメーションを描くことです。
波形を見ながら描くと楽なので、サビの入口の各トラックの波形を見ながらやってみてください。
波形の推移をトランジェントとか言いますが、大方音のアタックの部分から入って小さくなっていく波形です。
このサビの最初の波形の山の部分でフェーダーがあがりきるようにオートメーションを描きます。
急にあがるとバレますので、オートメーションのカーブが90度になるような感じではなく、斜めにあがるようにしてください。
同様に、サビが終わった部分ではフェーダーを下げますが、これも同様に、だんだん下がるように描きます。
さあ聞いてみましょう。
サビ、なんとなく盛り上がって聞こえませんか?
これでも不足するようなら、サビの中の楽器をいくつか選んで同様に1~2dBくらい上げるようフェーダーを描きます。
はっきりわかりすぎて不自然な場合は、フェーダーの変化幅を0.5dBくらいにしてみて下さい。
マスターフェーダー、マスターチャンネルへの処理は驚くほど効いてしまうので、変化量を小さくしておくことが重要です。
多少わかりやすくても、マスタリング工程でまたコンプレッサーがかかってきますので、丁度よい感じになります。
ミキシング終了の段階ではやや派手くらいで丁度よいはずです。
と、いうテクニックでした。
こういった楽曲の演出をしていく場合は、VUメーターがあるとやりやすいです。
VUメーター環境を手に入れると、ミキシングがまた楽しくなりますので、是非探してみてください。